
| ■ | 今回から他の話題と共に不定期で「調布の人」と題するシリーズをお届け致します。 記念すべき(?)第1回めは、明るくて、行動的、いろいろなことに前向きなプログラマ「宮崎豊和さん」をご紹介させていただきます。 お話をうかがっていて、パワーをたくさんいただいた気がします。 |
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笑顔でさらりと答えたのは、有限会社ミヤエンジニアリング取締役を務めるプログラマ宮崎豊和氏。コンピュータ雑誌、ベンチャー雑誌等でも紹介されているなかなかの有名人だ。独立がそんなに珍しいことではないソフト業界。だが、宮崎氏の場合は、一般的な場合とは少し違う点がある。彼は障害と共に生きている。 宮崎氏には、身体的ハンディキャップがある。小、中学校は養護学校、高校、大学は普通校で過ごした。物理が大好きだったそうだが、障害のため、実験が困難であることから、東京理科大学では数学科を選択。在学中、独学で情報処理技術試験II種に合格。その資格を活かしたアルバイト先がなかなか見つからない中、友人の紹介であるソフト開発会社でアルバイトをすることとなった。宮崎氏によれば、このアルバイト経験が実践的プログラミングを会得するのに大変役立ったという。
再就職先では精力的に仕事をこなし、長期に渡る地方出張もやり遂げた。各顧客とのコミュニケーションを人一倍大切にしながら、相手の希望や要望をできる限り反映させることの難しさや大切さを身をもって体験する。この期間の経験は、独立後の同氏にとっても大変貴重なものとなった。 |
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景気の良くない現在だが、宮崎氏は多忙だ。複数の大手コンピュータメーカーとのソフトの共同開発をはじめ、様々な業務用ソフト開発で確実に実績を上げている。 また、売上の約40%は福祉関連各種ソフトの開発、販売によるもので、いろいろな自治体をはじめ、数多くの団体に納入されている。 福祉関連という特定の分野に特化したことも成功の一因だろう。無論、彼のプログラマとしてのスキルの高さは言うに及ばない。 だが、それらに加え、宮崎氏の成功の秘密は他にもあるように思う。 身体的ハンディを持ち、自宅の一室でプログラミングを行なっていると聞けば、普通は自室にこもり、ひっそりとプログラミングを行なっている様を思い浮かべがちだ。しかし、宮崎氏はちょっと違う。
愛車でどこへでも出かけて行き、積極的に人と会う。ソフト開発の際には、顧客とのコミュニケーションを大切にし、顧客の要望をできる限りソフトに反映させることに務める。必要があれば、ソフトの使い方を教えにも行く。宮崎氏は、ソフトの使い方を教えることも顧客の声を直接聴くことができる貴重な機会と考える。自宅への来客も多く、同氏のピリリと効いたジョークで笑いの輪が拡がることもしばしばだ。 彼のフットワークの良さと行動力は、プライベートでも発揮されている。スキー、水泳も楽しむなかなかのスポーツマン。近所には、行きつけの飲食店も多く、新しくできた店もすぐにチェックしてしまう。 |
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