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*たこ万長者は、残念ながら、2004年7月12日に閉店致しました。 |
| たまたま立ち寄った柴崎駅。南口の商店街を通りながら、鮮やかな手さばきが妙に気になった・・・それが「たこ万長者」との出会いだ。 「たこ万長者」の品揃えは実にシンプル。バリエーションはあるものの、基本は、おなじみの庶民の味、たこ焼と大判焼だ。だからこそ、ごまかしは効かない。ストレート勝負が求められる商品、新宿や渋谷等のように、他地域から人が訪れ集うような繁華街にあるわけでもない立地・・・厳しい条件だが、それでも、夕方から夜には、電車からの人の波と共に、ちょっとした行列ができることも珍しくない。毎日買いに来る熱烈なファンもいるそうで、たこ万長者の味は、しっかりと地元の人々の心を捉えている。 |
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同店のたこ焼は、東京風とされるカリカリたこ焼ではなく、明石焼を思わせるような、フワフワたこ焼だ。中の生地はとろ〜んとしていて、無論、タコもしっかり入っている。ソースは甘めで、お好みでかけてもらえるマヨネーズとの相性も抜群。フワフワたこ焼派には、たまらない! 売り切れてしまうことも少なくない「ねぎマヨたこ焼」なら、刻んだシャキシャキ白ネギとの相性も二重マル。最初は、たっぷりのネギにびっくりしてしまうかもしれないが、一度食べてみると、クセになる。 自分で作ってみたことのある方ならお分かりだろう。ふわふわとろ〜りは、なかなか難しい。きっとどこかで修行をされたのだろうと思い、尋ねてみると、実に意外な答が返ってきた。以前、チェーン展開のたこ焼店をやったことがあり、その際の研修(?)だけだと言う。現在の味は、自分の作りたい味を目指して、試行錯誤の末に辿り着いたもので、ほぼ独学だそうだ。独学でこの味・・・思わず唸ってしまった。 試行錯誤の末の味には、ご主人の工夫やこだわりも込められている。やはり、タコの旨味を封じ込めながら、中をとろ〜りと仕上げること、そして、テイクアウトのみの店舗ならではだが、冷めても美味しく食べていただけるよう、常に注意していると言う。当然のことながら、各素材の仕入れにも気を配り、冷凍タコも使わない。庶民の味だから、そんなに高い値段にするわけにもいかない中、できる限り良質の素材をと常に考えるご主人。ひとつひとつに込められたこだわりと工夫が熱い。 |
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